「 2005年07月 」一覧

予想しなかった未来。

恥ずかしながら自分、若い頃は「Don’t trust over thirty.」なんて言葉を真に受けていたし、人類は1999年の7の月に滅亡すると本気で思ってましたから…。だから、今の自分はある意味おまけの人生を生きているのだとも思うわけです。

 おまけの人生っつーのはまさにその通りで、ノストラダムスを免罪符に三十路後半以降の人生設計をなかば意図的に放棄してきた同世代の人間は少なくないはず。便利だったんすよねアレ。そこで話止められるし。自分の思考も止まっちゃうのが少しアレでしたけど。
 でも異世代の人には全然伝わらない感覚なんだよなあ。10年下がると中高でMMR世代だから最初からギャグだし、20年下がると「大多数が大人になりたくないと思える」ほど世間がユルくなくなっちゃってるし。やっぱネタは共通のバッググラウンドを持つ人の間だけでつかうもんですな。



明瞭フォント。

 自分としては最大の関心事である(つーか他はどうでもいい)、次期Windowsにおけるフォント環境が一部明らかに。

JIS2004対応のMSゴシック3書体、MS明朝2書体はWindows XP向けにも提供される予定。

 この書き方だと「日本語のボールド書体を英字フォントと同様に“独立したアウトラインフォントとして”用意する」ってのは行われないようですね_| ̄|○

新デザインの「Meiryo」は、Sans serif系(角ゴシック)のClearTypeフォント。

 つーか「ClearTypeフォント」なんてものが存在するんでしょうか?
 ClearType=アウトラインフォントを液晶パネルでレンダリングする際に1ピクセルをRGBまで分割してエイリアシングを行う技術、という理解だったんですが……。
 別途「ClearType(対応)日本語フォント」を用意してくるということは、従来のWindowsにおける標準的なフォント群まではClearType対応にしてこない(内蔵ビットマップを除去しない)というようにも読めますな。
 あるいはシステム側で「埋め込みビットマップフォントを無視してClearType有効」なんて対応をするのかもしれない。だとしたらVISTAは完全にClearType有効を前提とした環境だと言えるし、上で書いた「日本語ボールド書体汚い問題」もなし崩し的に解決したことにされるんだろうな。ますます環境依存が大きくなって「日本語を綺麗に見せたい」人間の苦労が倍増しそうな気がするよ。
 あー、あといい加減IEで1バイトと2バイトフォントを別途指定できるようになんねーかなあ(<何年言い続けてることやら)。LANGごとのフォントセットを用意しておいてブロック・インライン要素にLANG属性を反映するだけのことなのにぜんぜん実装される気配がないよ。ワープロじゃ当たり前の機能なのにさ。
 一番困ってるのは「ボールド表示の際に指定した英字フォントは美麗なのに(デフォルトフォントで表示される)2バイト部分だけが汚い」ことだから、「Mairyoがデフォルトになれば解決」すると言えなくもないけど……くそう、なんか納得いかん。


新作をちょっと遅れで。

Marlboro Ultra Lights 4mgで少しハッカのキツいマルメン
 最近デフォになってるPMメンソールが銀地に緑文字で目立たないせいか、この注意書きの異様が気になってしょーがない。なんだかなあ。「私たちはメリケン人と同じぐらいバカなんですよ」って宣伝することもないと思うんだが。


ソラってみる。

ソラリゼーションキック 別に誰とも何とも考えず適当に空で描いた髪型が某凸に酷似してるのはきっと偶然。
 新しいペンの設定@OpenCanvasはこうした落書きでは実に気持ちよいのだけれど、塗りの方は相変わらずアナログ絵ほどお気楽になれない。水彩やリキで適当に重ね塗り、みたいなお気軽さ(=体感的なリニアリティとダイナミックレンジの広さ)をいつになったら体感できるのだろう?
 問題はツールじゃなくて自分の方にあるんだろうな、というのは何となくわかる。でも解決法はサパーリ。