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日本語組版処理の要件(日本語版)

 なんか面白そうなものが出てた。

1.1 このドキュメントの目的

すべての文化集団は,独自の言語,文字,書記システムを持つ.それゆえ,個々の書記システムをサイバースペースに移転することは,文化的資産の継承という意味で,情報通信技術にとって非常に重要な責務といえよう.

この責務を実現するための基礎的な作業として,このドキュメントでは,日本語という書記システムにおける組版上の問題点をまとめた.具体的な解決策を提示することではなく,要望事項の説明をすることにした.それは,実装レベルの問題を考える前提条件をまず明確にすることが重要であると考えたからある.

 そのうちMicrosoft Jパブリッシャーとか出るんだろうか。
 G-Crewの初版が出たときは期待したなあとか、大地はサイフの都合で買えなかったなあとか、イラストレーターで組み版って地獄だったよなあとか、最近の一太郎はどうなんだろうなあとか。色々思う。


松本清張。

 合意形成をピンポイントの一点突破でよしとせず、アレもコレもと欲張るのはここ数年の悪癖かもしれないなあ……なんてことを今さらながらに思う節目の年。

 客先に常駐することで(自らのそれとは異なる)顧客の時間軸を目の当たりし、平面同士の向かい合いに終始していた協議や折衝が立体感を持ってきた今、かつて点で妥協していたものを線にし、あわよくば(3点支持の)面にしていきたいという欲求自体は自然なものだろう。

 しかし三点支持は逃げ場所がない。身体をよじってやりすごす、あるいは顔をそむける余裕すら相手から奪う。4次元宇宙の住民ならざる我々としては、妥協するにも線あたりが穏当なのか、などと自らをクールダウンしてみるテスト。そもそも違う組織の人間同士なんだしね。そのへん、長いこと一緒にいるとお互い勘違いするようになるさ。

 ところで妥協線とか妥協面という言葉を、妥協点と同じ意味で使うケースが増えておりますかね? 上の意味合いで使ってるケースはググっても一件しか見つかんなかったー。


第一次リストア終了。

旧バナー インフルお気をつけて(挨拶)。超地元民のふたみです。沿線じゃないけどきっと既に曝されてはいるのだろうなあ。

 旧日記の一部を復帰しました。どれぐらい一部かというと:

  1. 1998年1月から2005年7月までのテキストと画像
  2. 2005年7月から2007年2月までのテキストと画像の一部
  3. 2007年2月以降の一部テキスト(202エントリ中の103)

 GoogleとYahoo!のキャッシュはすべて浚いました。InternetArchiveからは2の画像を徐々にサルベージしているところです。もちろん加工前の画像は手元に残っていますが、サムネイルを再生成するのが死ぬほど面倒なのでキャッシュ待ち。WayBackMachineのキャッシュ化に半年タイムラグがあるなんて初めて知ったわさ。まだ希望は捨てないでおこう。

 なお、SSやらの旧コンテンツはほぼ手元にあります。それを復帰させるのか、するにしてもどうやるのかは考え中。日記も旧URLでアクセスがあったときにリダイレクトするかどうか随分なやんだ。どうせコメントやトラックバックも跳んじゃったからいいや、とか思ってはいたんですがー。


リストアの見込み。

古ロゴ 1998年1月15日から2005年3月31日までのログはa-Newsの静的HTMLで全1938エントリー及び添付画像が残っている。小説イラスト写メール日記、古いコンテンツに関しては画像含めて全て手元にオリジナルのデータが存在する。

 sbのログは2005年4月1日から2007年2月12日までの971エントリーがテキストのCGI出力のみ保存してあった。つまり2007年2月21日から2009年3月28日までの202エントリーでオリジナルが存在しない。そのうち65エントリーはGoogleとYahoo!とInternet Archiveのキャッシュからサルベージできており、さらに幾つかの画像もInternet Archiveから復帰できそうである。

 はてさて、この中途半端な状態で復帰に手を付けるべきかどうか。「リフレッシュにちょうどいいでしょ」とか「何かあって過去の清算に走ったか」とか言われるのも癪なので、他のサイトはともかくここに関しては元に戻していきたいのだが、コンバートの手間も半端でない。そして画像含めて完全復帰にはほど遠い。そもそも自分以外にとっての重要性はかなり低いわけで、手元でデータベース化だけしておけばいいという話もある。無理に現行のツールのフォーマットへ合わせる必要はない。うーむ。

 ちなみにXREAの応対は「データの残骸をダウンロードしたいという要望は承りました。できるかどうかの回答はいたしません。状況を確認いただき、30日後までに対応されていなければ無理だったとご理解ください(意訳)」というスバラシイものでありました。腹立たしさは早々に通り過ぎてしまったけれど、微妙な淋しさはジワジワとやってきますなあ。