2004年1月20日(火)の日記

「地図にない場所」

 hirax日記。

ふと「地図にない場所」を好きな人こそ「地図を作ろう」としてしまうんじゃなかろうか、と思ったのである。そして、「地図にない場所」をなくしてしまったりするんじゃなかろうか、とふと思ったりしたのだった。

 その感覚はあるなあ。だから僕は自らの性癖を受け入れた上で、バランスを取るためのふたつの条件を課してきた。といっても特に目新しいことではなく、ひとつは「旅は常に唐突であれ」、そしてもうひとつが「記録を残さず記憶を残せ」。20歳代はこれをきっちり守っていたから旅はほとんどがソロだったし、カメラやメモの類はほとんど持ち歩くことがなかった。そして身の回りの人間に旅の報告を(今よりも)ちゃんとしていたと思う。
 この条件、三十路突入してからは全然守れていない。寂しがりになったのかソロだと面倒で動かなくなったせいか。単に体力気力記憶力の衰えを反映しただけのことか。あるいは地図に埋もれる仕事に就いてしまったせいかもしれない。つまらないものが捨てられなくなっているのは厭になるほど自覚があるけれど、それをどうにかする方法はまだ見つからない。

IT特区の洲本市、OpenOfficeを全庁内PCに導入

 兵庫県洲本市にて。

 庁内LANの更新に当たり、クライアントPCをWindowsとLinux(Fedora)デュアルブートで統一。

 今役所は大抵NT4だろうと思うけど、刷新後ってXP Proなのかねえ。Notes使ってるところも多いはずだけど移行先はDomino?