世紀末微懐メロ伝説その15。

NevermindLithium
NIRVANA
Nevermind [1991]

 ニッバーナ
 ニアヴァーナァ
 ネァヴァーナ
 14年経ってもルが不思議です(´・ω・`) 【類】クィーンズライク


 まあそんなわけでニルバーナ・スマパン・パールジャム。グランジって結局なに。わたしゃパンクのできそこないとしか認識してなかったので(つまり商品価値としてはガンズと同類ってこった)、うぜぇほど流れたこいつらはともかく後者どもはもう初手からスルーでしたよ。
 正直そこまで追っかける余裕がなかったっつーか、湾岸戦争明けの91年終盤から92年ってのは死ぬほど名盤が続いたもんでわざわざ趣味外のものに手を出すまでもなかったのですわ。実際当時のロキノンに乗ってるアーチストは総スルーに近いんじゃないだろうか。プリンスとかエコバニとかマニックスとかローゼズとかストーンテンプルパイロッツとかとかとか。NIRVANAもスメルズ~はどこがいいのかわかんなくて、でも一応渡されたから一通り聞いて「よかったのは(3)と(5)かな」とか返したような記憶。なんだよ、一応リチウムはシングルカットしたじゃん。ひねくれてるとか言うな。
 同い年だったカートが死んだのは1994年の春、27歳の時。僕もまさにそのころ色々あって人格的に一度死んだのだった。ヌーノが神の不在を嘆き、ポールも孤立を深めていたのだと知ったのはしばらく経ってからのことだ。
 そんな二人が過去と決別新たな道を歩き始めたのが1997年。「そうだよな、立ち直りに3年は掛かるよな」と新しい出会いに向かいあった僕を待っていたのは──
 わずか半年での破局とギャルゲ堕ちだった罠_| ̄|○
 後味ワルス