世紀末微懐メロ伝説その83。

アメリカーナFeelings
THE OFFSPRING
“Americana” [1998]

 メリケン的露悪のジャケットそのままかと思いきや予想外に普通のパンクで拍子抜けしたオフスプ初体験の4枚目から、あれだけエアプレイされてもイントロクイズではやはりRock of Ages以外の何物でもない(4)を避け、98年ではファミレスボンバーに次いで笑わせてもらったカバー曲(7)を。

 もちろん彼らは日本での古いカバーがスタンダード化していることなんか知りもしないだろうけど、そのあまりのギャップと安直な反転歌詞には素直にヤラレ。


 タイト・ファースト・バラエティ。メロディアスと評するにはやや無理があるものの、ガナリたてるだけの芸の無さを誇りにするオールドファッションドパンクスとは違うのだよとふんぞり返る新世代の雄。

 おそらくコアなファンにとっては焦点の定まらないてんこ盛りが気に入らなかったりするのだろうけど、私みたいな門外漢にとってこの手の「色々がんばってみました、オレらなりに」的アルバムはジャンルを問わずウェルカムだ。しかもこいつらの場合それが「一人の音楽的カリスマに振り回された問題作」になってないのがいい。どれをとってもちゃんとオフスプになってる。たとえそれがパクリの誹りを受けたとしても。つーか(11)をあげつらう連中ってのはどういう耳してるんだ?

 あ、当然のように洋盤でゲトしておりますので「PCで見られるプロモ」がどーゆーものかは知りません。つーか彼らのPV自体まるで印象にないので訊かれても困りんぐ。