青い、青いのう。

グリーティングス・フロム・イムリー・ハウス(初回限定盤)THE CLICK FIVE
Greetings from Imrie House [2006]

 最近では珍しく予備知識なしでHMV試聴→即レジ。洋盤は去年に出てた模様。
 パワーポップとは名ばかりの「どこがPOPやねん」劣化グランジが幅をきかす中、実に普通にポップであった。トラック5なんて全盛期のCheap Trickを思い出させるまさに強力なポップソングで思わず腰が。The Knackにも通じるところがある。トラック2、9あたりも万人受けの直球ポップ。
アスク・エニィバディ さらに部屋に帰ってから気付いたのだが、トラック4のI’ll Take My ChancesはSwril 360のデビューアルバムAsk Anybody収録曲のカバーである。加えてThompson Twinsの1983年のヒット曲Lies(アルバムSide Kicksより)もカバーしている。日本版ボーナストラックにはなんとあのTiffanyのI Think We’re Alone Nowのカバーまで。さすがにワロタが、どれも痛さが気持ちいい若返りアレンジが施されていて楽しめる。久しぶりに気負わず聴ける好盤ってことで「爽快なポップ寄りロック」を求めている人には無条件でお勧めしてみたり。