1999年7月15日(木)の○と×

今日の○

 りんりんくを再度改修。NetscapeでスタイルシートのIMG{border:0}が認識されていなかったので、全てのIMGタグにBORDER="0"を付加するようにスクリプトを編集。画面すっきり。
 自動で生成されるHTMLは全てHTML3.2準拠ということにしてしまっても良かったのだが、ついついめんどくさくてねえ。
 ところでHanさんも『今日の一言』で書いてたけど、IMGタグには必ずWIDTHHEIGHTを書いておこうね。ALTもちゃんと書くようにしよう。表示したくないときはALT=""みたいに空文字列を指定することもできるし。属性自体は必須だよん。

今日のX

 ようやくThinkPad240の現物を見た。
 某誌インプレではそのタッチに女性テスターがうっとりしたとまで書かれたキーボードだが、はっきり言って失格。TrackPointのチューニングもDynaBookレベルだし、全体の粗雑なつくりこみや安っぽい質感は今までのThinkPadが培ってきた絶対的信頼感を失わせるもの。さらに個人的趣味では、あの薄く見えるというカットされたコーナーも嫌い。あの重量感がThinkPadたる所以では?
 これを買うぐらいなら235の方が100倍お勧めである。
 もちろんタマがあれば、の話だが(あったら買ってるなあ)。
 個人的にはThinkapd540の早期発売を希望。熱望。渇望。

今日のRTF

 RTF(リッチテキストフォーマット)は、オフィス2000の登場した今、既に過去の遺物と化してしまったのであろうか。
 Microsoft Corporationのヘルプ部隊が解散し、HTMLチームへ再編成されたという情報が流れた時、RTFの未来を見限った人はどれぐらいいたのだろうか。
 Outlook Expressが登場したとき、リッチテキストフォーマット=HTMLメールの関係に違和感を感じた人はどれぐらいいたのだろうか。
 以前、Word97の吐くRTFがヘルプコンパイラを通らないという不具合で紛糾したことがある。HTML Help WorkShopのバグがあげつらわれたこともある。
 けどそれらは、数ヶ月の経緯を経て沈静化し、最近ではそもそもヘルプ談義自体が下火になってきているような気がする。
 そこへ全文書XML対応を謳うオフィス2000の登場である。
 オフィスを持っていなくても、プラットフォームが違っても、InternetExplorer5.0 さえあれば文書のほぼ完全な再現(表示)が可能らしい。さらにXML非対応ブラウザでもそれなりに表示されるという。
 うーむ。
 ドキュメントのオンライン化は、システム担当として望むところである。
 しかし、そのコアテクノロジーがウェブからってのに違和感を感じたりもするのだ。
 個人的にはPDFにもうちょっと頑張って欲しかったんだけど、どうやらAcrobatはそういう方向性ではないようだ。
 かく言う自分も、最後にヘルプコンパイラを起動してから1年以上経ってたりする。最近作ったオンラインマニュアルは、すべて所内httpサーバからHTMLで参照させている。しかし、果たしてこれが正しい姿か?
 
睡眠不足+アルコールのせいで思考がまとまらない……(-_-;)
 この稿、続くかも。
 
# Lotus AMI-PRO 2.0 のファイル形式は日本語RTFだった(んじゃないかなと今にして思う)。マークアップ言語をはじめて意識したのはあの時だった。その後、Wordの吐くRTF(ANSI準拠)を見て呆然とした覚えがある。今Wordを使ってヘルプを作るとしたら、とりあえずQXのマクロでWordのANSI-RTFを日本語RTFに変換したりするんだろうなあ、と思ったり。