世紀末微懐メロ伝説その47。

DookieBasket Case
GREEN DAY
Dookie [1994]

 Green Dayの、と条件付けるならたぶん最高傑作からきっと誰でも聴いてる大ヒット曲。
 その後がちょっとね。NimrodとかWarningとかピンとこなくてね。逆にいえばコレが私の許容範囲いっぱいなのでしょう。


 94年から震災を経て97年ぐらいまでかな。CDを買いあさるだけの精神的余裕がなくって、固定アーチストで新譜が出たらとりあえず買うだけみたいな暮らしっぷりだったのですわ。もちろんロキノンとかバーンとかも読まず。メロコアという呼称の存在はそれぐらいまで知らなくて、でもまあさすがにこの曲だけは知ってる、みたいな。
 「それは世に言うメロコアと違いますの」と後輩に指摘されたのが、後にも紹介する97年のSummercampのデビュー&ラストアルバム。でもなんか違う。あれをパンクとは呼びたくない。後追いで聴いたこのDookieにしても、まあパンクとは言えなくもないがメロディック「(ハード)コア」では無かろうよ、と。
 その後に好んで聴くタイプの曲は「オルタナティブ」とカテゴライズされていくわけだが、気付けばロックは全部オルタナみたいな言われようでもある。これもまた狭義だが、オルタナっつーたらテレンスとかサラスとかレニクラとかそのへんだろうよー、などと頭抱える90年代ミュージック。ソニックロックってどこ行ったんだ。
 とまあ色々言いながら結局Green Day聴いてるからな。
 最後のアルバムはまだスルーしてるけど。