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世紀末微懐メロ伝説その74。

Semi-Charmed Life
THIRD EYE BLIND
“Third Eye Blind” [1997]

 昭和70年代──つまり1995年から2004年までの期間でフェイバリットを挙げろといわれたなら(<ぜったい言われねえ)まず最初に選ぶアーチスト。アルバムぜんぶ墓まで持っていくぜ。

 米国内で400万枚、全世界では600万枚を売ったといわれるデビューアルバムからその立役者となったシングル曲を。誰でも一発で覚える強烈キャッチーなリフが、実はまさしく「3eb節」であることを知ったときの喜びといったらもう。


 彼らの存在を知ったのは、この3月31日をもってその歴史に終止符を打ったニフティサーブのFROCKLことRockLineリスナーズフォーラムだった。HR/HM会議室にまで聞こえてくる「こいつらスゲエ」の声に引っ張られて、それが聞き覚えのあるあの曲をやっている連中とも知らずにゲットしたのだった。

アウト・オブ・ザ・ヴェイン〈リミテッド・エディション〉 [Limited Edition]Blue [Enhanced] [Explicit Lyrics] [from US] [Import] 9年間でオリジナル3作だから、寡作とまではいかなくても露出度としては高くない。特に本邦においては「好きな人しか覚えてない準一発屋」扱いだといってもいいだろう。まつわる不幸や障害がDJの口から聞かされるような時代はとうに終わりを告げているのだ。

 原体験はともかく「80年代洋楽ブーム=第2次ブリティッシュインヴェイジョン」で育ったオイラは「ヘタクソな歌・荒いアレンジ・捻りのないメロディ」が大嫌いだ。おそらく、将来にわたってもこの基本路線は変わらないだろう。でもコイツらはそんなものお構いなしにオイラの琴線をかき鳴らしていった。ミュートを効かせたフルボリュームのカッティングで。

 もう大好き。ずっーと好き。
 なんぞのサブタイにしちゃうぐらい好き(うわぁ……

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