世紀末微懐メロ伝説その91。

ピース・オブ・パラダイスAmerica
SKY
“Piece of Paradise” [1999]

 カナダのチャートをあっという間に駆け上り、USそして日本でもそこそこの評判を得たにもかかわらず速攻で忘れ去られた不幸なエレクトリック・ポップ・デュオ。もしかしたら検索しづらいその名前こそが不幸の遠因だったのではないかと思ったりもする彼らのデビューアルバムから、実はその2年前から現地でエアプレイが繰り返されていたという(5)を。

 このシリーズもあと10曲なのだけど、別にカウントダウンランキングでもないし粛々と進めるだけですな。どうせ途中でGWまたがるし。


Piece Of Paradise 所持しているのは洋盤なのだけど在庫切れっぽいので敢えて邦版にリンク。内容は大して変わらないようなので気にせず。ただし本国盤はジャケット含めてかなり構成に違いが
 むしろわたしゃ邦版の方がまだオンストアなのにビックリしましたが。

Picture Perfect [from US] [Import]Travelling Infinity [from UK] [Import] んで実はこのSky。バンドというよりプロジェクト的なものであったらしく、固定メンバーは片割れのAntoine Sicotteだけ。2000年のセカンドは女性ボーカルのAnastaciaとの2人組、2003年のサードアルバムはKarl Wolfというすげ替えが行われていた模様。

 一応2003年の第三期Skyをもってプロジェクトは終了したとのことで、おかげさんでレア盤ゲットする踏ん切りが付きましたですよ。もう絶対リイシューなさそうだし。

 しかし割とどこででもウケそうな感じの楽曲だったのになあ。惜しいこった。中心人物であるSicotteはまたどっかで何かやらんのかね?