「 世紀末微懐メロ伝説 」一覧

世紀末微懐メロ伝説その76。

Fush Yu MangWalkin’ on the Sun
SMASH MOUTH
“Fush Yu Mang” [1997]

 こういう性格だから好みのアーチストは遡り掘り下げるのがデフォルトのスタンスなんだけど、不思議とこいつらはそういう姿勢と無縁に聴いている。しかもかなりの頻度で。どのアルバムに何が入ってるかもほとんど把握してないのに。それどころか重なって収録されてる曲があることすらさっき知った。なんてアバウトな。

 コアかスカかパーティーバンドか。実はTUBEかもしれない、まさしく夏御用達の彼らのファーストアルバムから「これがシングルじゃなかったら見向きもしなかった」シングル曲を。

 つーわけで特に語ることもなく終わり。そんなアーチストがいてもいいじゃんよ。手抜きって言うなー。
 あ、去年出るはずだった新譜は忘れてないぞ。


世紀末微懐メロ伝説その75。

Pure JuiceShould I Walk Away
SUMMERCAMP
“Pure Juice” [1997]

 マドンナのMaverick Recordsからデビュー(8年前のリンクがまだ残ってて泣ける)。第一回フジロックへの参加。3ebとの日本ロード。

 伝説になる要素は山ほどあるんだけど速攻解散してしまった、メロコアというよりは先取りソニックっぽい、でも今ならまとめてオルタナティブと言われてしまいそうな捨て曲なしのファースト+ラストアルバムから本邦初シングル

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世紀末微懐メロ伝説その74。

Semi-Charmed Life
THIRD EYE BLIND
“Third Eye Blind” [1997]

 昭和70年代──つまり1995年から2004年までの期間でフェイバリットを挙げろといわれたなら(<ぜったい言われねえ)まず最初に選ぶアーチスト。アルバムぜんぶ墓まで持っていくぜ。

 米国内で400万枚、全世界では600万枚を売ったといわれるデビューアルバムからその立役者となったシングル曲を。誰でも一発で覚える強烈キャッチーなリフが、実はまさしく「3eb節」であることを知ったときの喜びといったらもう。

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世紀末微懐メロ伝説その73。

エレガントリー・ウエイステッドDon’t Lose your Head
INXS
“Elegantly Wasted” [1997]

 捨て曲ナッシンだから悩む悩む。
 とりあえず個人的嗜好だけで選ぶとしても(1)、(2)、(4)、(7)、(12)あたりか。無理だっつーの。

 前世紀末でもっともセクシーなロックシンガーだったことは疑いようもないマイケル・ハッチェンス。その彼が参加した「最後」のアルバムから、絶対にINXSでしかありえない展開の(4)を。

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世紀末微懐メロ伝説その72。

ニュー・トランジスター・ヒーローズTell It to the Kids
BIS
“The New Transistor Heroes” [1997]

 Talking Heads、そして何よりB-52’sの後を継いでくれるものと期待していたエレクトリック・ディスコ・パンクス、特に腐女子スペックなプチコニーのヴォーカルがインパクト大だった彼らのファーストアルバムから、やっぱりオープニングチューン。なんたってDeadly Weaponだそうだから>マンダリン

 bisで思い出すのはやっぱりこれか。

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