1999年7月26日(月)の○と×

今日の○

 4~5年前あたりと比べると、Windows環境でのフリーソフトのレベルがかなり上がって来ているような気がする。
 Windows上の開発環境が整いやすくなったってことだろうか? けどVisualBasicやDelphiに代表されるRADツールが登場してから既に随分と経っているし、逆にあの頃からつまらないシェアウェアが増えすぎてNIFTYのライブラリ巡回もしなくなったんだよな。
 某所で紹介された空っぽの大きなWAVファイルを作成するだけのソフトがシェアウェアだったりと、当時の事情を考えても誰がそんなのに金出すんだというのがそれこそ雨後のタケノコのようにウジャウジャ出てきていた。
 (因みに現在そのソフトはVectorに無いらしい。代わりに、そのソフトに怒りを覚えた人がフリーで提供しておられるようだ)
 
色々思い出したついでに、これまでにレジストしたソフトの総額を計算したくなる。
 とりあえず5万円は超えるみたい。<アバウト
 ほぼ確実に元取ったと思えるのは、秀丸FileVisor/同32SpkQQWithNIFTYakiraMirrorSiteSnapItKeylay3DWin95WinBatchEnhancerDatulaMP3JukeBox、そして我らがQX
 微妙なところが秀タームROXASチューチューマウス/同32PowerloaderOPTPiXSmartview
 実は、このあたりが一番フリーソフトで機能強化されたジャンルだろう。特にウェブ巡回・ダウンロードツールやレタッチのバッチ処理なんかはホントいいモノが増えてきている。シェアウエアの機能限定版フリーバージョンも増えてきたように思う。
 もちろん先行して投資した分その間は楽させてもらっているわけだし、ある程度納得したからレジストしてるんだけどね。
 逆に今なら人には勧めないってのもある。例えば当時はゴールデンコンビと呼ばれ書籍まで刊行された秀丸+卓駆☆の組み合わせなんか、現在どちらもバリバリの現役であるにも関わらず人に勧める気は全く起きない。EmEditorとエクスプローラを拡張する各種ツールの組み合わせで十分だ。
 画像処理系統なんて作成・レタッチ・管理ともにすべてフリーソフトで十分な環境ができあがってしまう。メーラはメーカー製を含めていいものが沢山フリーで出ている。レジストしても使いたいソフトってのは、そうそう無い。
 パソコンの使い方は依然として変わっていないという証明でもある。

今日のX

 さて、今となっては無駄だったと思えるのが卓駆☆・A-WINDS(アサヒネット版のNifTerm。テキストWWWブラウザを内蔵)・NifTermNetscapeNavigator2/3(よく判らないうちにNIFTYで2,000円払っていた)・PerManSerfer波乗野郎
 そもそも卓駆☆とFileVisorを両方レジストしてるってのが笑える。先にレジストしたのは卓駆☆だったのだが、クィックアクセスや画面構成などで使い勝手が悪くて後にFileVisorをレジストしたのだった。けどFV4はどうも好きになれなくて、未だにFV32を使っている私。
 こうしてみると浪費したつもりでいてもそれなりに使って来たなあ、と感慨深かったりするから困ったものである。
 (その分パッケージソフトで金をドブに捨ててるかも。その話はまたいずれ)
 
……そういえばDOSソフトのシェアウェアって、手元に無いなあ。
 まあそもそもDOSで使ってたオンラインソフトがLHAとMIELとHFぐらいしか無いが。
 (いやLFDとかKi-SHELLとかHSBも使ってたぞ)
 それでもメインはパッケージソフトだな。VZとか一太郎とか1-2-3とか。