2000年1月24日(月)の○と×

今日の○

 職場のすぐそばに、そこそこ旨いメシを食わせる店がある。昼は丼ものがメインで、ラインナップも結構楽しめたりしてOLからオッチャンからかなりの人気である。
 牛重、本マグロヅケ丼、海鮮丼(ウニ+イクラ+ホタテ)、サーモン丼などなど……だいたいどれも800円前後。決して安くはない (周辺には600円でまともな定食を食わせる店がざらにある) が、ただでさえバリエーションの少なくなりがちなオフィス街の胃袋事情を考えると、「タマにはこんな店にも……」 と思うこともあるだろうと納得してしまったりもする。でもって大阪の本町ともなればその母数はかなりのものであるから、十分繁盛しているわけ。
 実は職場から歩いて30秒という距離にも関わらず、今まで牛重の持ち帰り弁当しか買ったことがなかった。今日はあまり事務所を離れられない事情もあり、ちょっと毛色の違うものに挑戦してみる。
 寒ブリ丼
 字面にすると気づかないが、「カンブリドンブリ」 と声に出してしまうとその素晴らしく間抜けな響きに酔い痴れることになる。「踏んだり蹴ったり」とか「目糞鼻糞」とかロクでもない単語ばかり連想するのは間抜けなんだから仕方ない。堕落は許されない。
 ちなみに「カンブリ・ドン」と短縮されたりすると、嶺上から余計な牌掘り起こしてきて振ってみたら見事に槓ドラ乗りまくりの親倍でブットビみたいな気分になって凄くイヤだったりするのだが、コレもまた関係ない。今日ちょっとクドいな。
 結局何が言いたいかって「旨かった」のよ。しかもハンパでなく。
 どれぐらいかというと、潰瘍を患ってからのここ6年間で初めて心の底からメシをうまいと感じたぐらい。誇張なしで。
 生きてて良かった。まだオレにも食事の楽しみが残されていたようだ。
 店は牛とろ亭という。どれもコレも旨いかどうかは保証しないので悪しからず。

今日のX

 なんでこう長いかというと、眠いから。
 とっとと寝ろ?
 はあ、ごもっとも……。