Nothing Compares 2U
SINÉAD O’CONNOR
“I Do Not Want What I Haven’t Got” [1990]
邦題「蒼い囁き」よりプリンスの手による先行シングル。本邦においては概ね一発屋との認識で問題ないかと。
ジェーン・チャイルドがオカメインコ&ドレッド頭で世間を騒がせたのが1989年から90年にかけて。もちろんそれ以前にもユーリズミックスのアンレノックスとかロクセットのマリーとかのベリーショートはいたけれど、彼女らはどっちかというとカコイイ方面のイメージがあった。スマートで強い女、みたいな。デルモ方面ですな。
それに対してシニードは(曲のイメージも大いに手伝ってるけど)あたかも「さっきナチの収容所から逃げてきました」みたいなイメージを振りまいてて、こっちもどうしましょうって感じだったよ。
そしてピックアップしたはいいけどこの曲以外ろくに聴いてない罠。女性ボーカル流行りの一貫としてしか捉えられてないなー。そんなわけで次回に続く。