Postcard…Wish You Were Here
SWIRL 360
California Blur [2005]
11曲めにもなるとヤッツケすら考えるのめどい、ってのは確かにある>邦題
映画のエンディングロールを思い起こさせる曲こそが名曲だと常々考えている。アップテンポなこの曲が思い起こさせるのは、グリースとかフラッシュダンスとかトップガンとかの青春映画。それは文句のない大団円。
実際のところ、アルバムのテーマがテーマだけに歌詞の内容はそれほど脳天気じゃない。それでも振り返る日々は後悔とともに褪せていく。惑い、傷つき、傷つけ、ひとり残されたこの場所で。
ふるさとを遠く離れ 身をすり減らす
ひとりきりの悲惨な毎日
でもまだ僕は笑ってる
どうして僕は この場所から
離れられないんだろう
それほどどころか全然だったりするけどまあ気にするな。曲の脳天気さがアルバム中で一、二を争うぐらいなのは間違いないから。
ところで間奏の後、サビに雪崩れ込む直前になぜか「Waiting For Changes / Feeder」の轟音ギターを期待してしまう自分を発見。曲調とか音はあまり似てないのになんでだろ?