世紀末微懐メロ伝説その31。

Duran Duran : The Wedding AlbumToo Much Information
DURAN DURAN
Duran Duran (The Wedding Album) [1993]

 誰かiTMSの国を切り替える方法を教えて下さい。毎回トップに戻って一番下までスクロールしてメニューから選ぶの鬱陶しいですよ。
 でも全世界のショップを横断して検索できるんだったらその方がいいな。実際「日本のショップには無いけどUKにあるから見とく?」とか応答するわけだから、できないはずが無いのだよねえ。あんまり透過性をアピールすると「だったら余所国のショップでも買えるようにしてよ」という声が高まるので避けたい、という運営側の事情もわからんではないけれど。

  ☆ チン
        ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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 語られるのは全米No.1である(2)のみ、いやまあ確かにいい曲なんだけどこれってDuran^2がやらなくても売れただろーみたいな。今ひとつ評価の俎上に上がらない2回目のセルフタイトルアルバムから「この時点での彼らがやったことに意味のある」オープニングチューン兼サードシングルを。
 でも気付けばこの微懐メロシリーズ、シングルと一曲目以外にあまり拾ってないよな。墓穴掘りまくそ。やっぱ80年代に比べると厳しいわは。
 (2)を「誰がやっても売れた」と言い切ってしまったが、ではこの(1)はどうか。イントロのアコギや相も変わらぬサイモン・ル・ボンのボーカルにダマされてしまうけれど、曲の構成や歌詞、さらにアレンジを取り出すとこの曲は実にチープであることがわかる。
 ぶっちゃけるとモロB級ソングである。「こなれてなさすぎ」とも。だからこそこの曲は他のアーチストに任せられない。ジョージマイケルでもボノでもリアムでもクリスピアンでもイアンでもこのテイストは出ない。チープな素材をチープなままに、でも小洒落た盛りで出してくる彼らのスタイルはアイドルとして「不当に」扱われた時期を経ているからこそのものなのだ。だからこそこのアルバムからは、素材の形が明らかに残っている(1)を選びたいと思う。
 でもABCとかInformation Societyバージョンとかは面白そう。