Last Man on the Moon
SR-71
“Now You See Inside” [2000]
Honor Among Thieves→SR-71→Mitch Allanという流れはこのアルバムを聴くに当たって知っておく必要もないと思っていたのだが、なぜかiTMSでの本国盤はSR-71+HAT名義になっているのであった。まったく謎だ。ちなみにセカンドはSR-71名義になっているのでMitchの所在を考えるとますます謎。
ロールアウトから40年以上を経過した今でもそのフォルムがまるで古さを感じさせない米ロッキード社のブラックバード。最大巡航速度マッハ3.2を誇る戦略偵察機の制式名称をバンド名に持つ彼ら(軍属の息子連中らしい)のメジャーデビューアルバムから「これを選ばんでどうするよ」といわれそうなスーパーヒットRight Nowを外して4曲目を。ジャケットはもちろんアイドル路線の日本版で。
爽快感あふれる楽曲にバンド名も手伝ってソニックロックの代表格みたいな言われ方をしていたのも昔の話。セカンドアルバムでは一転ヘヴィなハードロック志向をあからさまにしたせいで賛否両論が凄いことになりましたな。ここまで見事に支持不支持がわかれたのは、転身後の楽曲が否定できないほどの完成度を持っていたからで、やっぱり思い出すのはNELSONのAfter the RainとImaginatorの関係だったり。
日本でのみリリースされているサードアルバムの後はMySpaceぐらいでしか動向が掴めないが、いまだに初々しさすら感じさせるMitchのシャウトとストレートなメロディラインは他で得難いタレントだと思うのでぜひがんがってもらいたい。
つーわけで第三弾これにて終了。やたー。
100曲目が彼らになったのはさほどの作為もなくて、単に選んだ100曲の中でリリース日が一番遅かっただけのこと。でもまあ最後を締めるのがこの曲になったおかげで、気分的にも曲名の字面的にもちょうどよかったかなー、みたいな。つーかもう6年前なんですな。ちとショック。
今回のシリーズは予想外にしんどかったっす。計ったかのように昨夜からPCの調子が悪くなってることもあって、ブログしばらく休むかも。
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洋楽ロックの入門盤
良かった
これ最高!!
ソニックロックの代表作
いい。