「 SWIRL360 」一覧

幻惑のカリフォルニア。

Swirl360California Blur
SWIRL 360
California Blur [2005]

 レビゥ二曲めー。
 シングルにもなるらしいタイトルチューン。(1)のOblivionにも通じるけれど、ロサンゼルスでの暮らしを苦々しくも懐かしく振り返る歌詞が泣かせます。
 前作はどっちかというとベタベタに甘々な歌詞が大勢を占めていたのだけど、今回はそこに「リアル・ライフ」という要素が加わることでよりパーソナルな物に仕上がっています。
 あいたたた……というような生傷晒し系ではなくて、どっちかというとほろ苦いあの日々を振り返る、みたいな感じ。通しで聴くにはよいけれど、果たしてこれが今のUSシーンで受け入れられるのかしらん、とか。UK先行発売は正しい判断かも。いや、それしか販路確保できなかったのか(つД`)
 音は普通。いや本当になんと表現したやら。推敲を重ね重ねて角を取った感じ。暴走しがちなバンドスタイルでこの音を実現してるのは、実はスタジオミュージシャンの扱いがむっちゃ上手いのかも。ていうか元JELLYFISHのRoger Joseph Manning Jr.がいい仕事してんだろうな。

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忘却の彼方。

Swirl360Oblivion
SWIRL 360
California Blur [2005]

 ユニバーサル・ミュージックとの確執を疾走系のロックに乗せて語るオープニングチューン。えらく抽象的な歌詞は、事情を知ればかなりストレートに心情を吐露していることがわかる。
 伸びやかで、どこか少年ぽさを残すボーカルが7年前と全然変わっていないのに驚かされる。ざっくりとした手触りのギターサウンドに「ひょっとすると今風にしてみたのかしら」と怯んでしまうけれど、聞き込めば実は丁寧に重ねられていて、決して勢いだけじゃない。リズム体はとても安定していて特にベースラインが気持ちいい。タイコは前作と同じっぽい手クセが感じられたけど同じ人なんだろうか。

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スウォール360‐幻惑のカリフォルニア。

Swirl360 邦題も勝手に付けちまうぜ!> California Blur / SWIRL 360
 つい調子に乗って、普段は滅多に書かないAmazonレビューも。よく考えたらmixiのコミュニティ内でレビューした方がよかったかな、なんてことも思ったりする。手遅れ。
 あー、もういいや。ここまできたら全面的にプッシュしてやる。私家版日本語ライナーノーツ書くぐらいのつもりで。
 ところで今回はジャケットロゴも “SWIRL” と “360” の間にスペースが入ってるので “SWIRL 360” が正しいようです。俺的には “SWiRL360″ の方が好みだったんだけどな。”SwingOut Sister” みたいに(あっちも今は開けてるか)。mixiコミュには検索にヒットするようにカタカナ含めて全パターンを入れてあるさ……。

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ゴーゴー板宿。

Ask Anybody, it couldn’t keep the smile on my face…

 と前作のタイトルをややシニカルに引いた”Oblivion”で幕を開けるSwirl 360の新アルバム。詳しくは今週末にレビューしますが、良いです。現時点でのお気に入りは(9)My Mistake。前作の「(1)(2)以外にも」惚れることができた人には超オススメ。ギター・オリエンテッドでややラフな音づくりになっているのは多少賛否両論ありそうですが、楽曲とボーカル&コーラスワークに関しては間違いなく彼らそのもの。
 CLIEでガンガン鳴らしながら飲み会二日目突入。起きたら16時_| ̄|○
 いろんなドタキャンとか予定変更とかのせいで今回はあまり集まらず。そろそろ腐れ縁と呼んでもいいぐらいになってきた後輩が一名、三重県からけった漕いで神戸までやってきた高校大学通しての後輩(つっても随分離れてるから現役時代はあまり接点なかったの)が一名。先輩である店主を合わせても4人。自分が明日仕事だということもあって普通に飲んで食って。いや、明日休みだとしてもさすがに二日続けて徹麻は無理ダ。
 相変わらず肉ウマー。先日職場の飲み会で食った特上コースの半額近い値段で倍以上の充足感。テッチャンに関しては他所にもお気に入りの店があるんだけど、ことロースカルビ塩タンに関してはここが一番安心できる。今回は塩ミノにも開眼。
 実は人数少ないのも逆に自分のペースが守れてよかったかも知れず。
 というわけで概ねGW終了。

漢陽 板宿本通