「結局か!」というツッコミがあちこちから聞かれそうですが_| ̄|○
とりあえず、レガシーデバイスという選択を「構成上の制限」ではなく「運用上の優先度」で排除するのはもうやめようと思った。USBますます嫌いになったぜい。
そしてリアフォ89(PS/2)の所感。悪口ばっかだから気にする人は読むな。
こんな安っぽいとは思わんかった(;´Д`)
いや、もちろんこの機械に求めるべきは高級感ではなく「職業タイピングを想定水準にした打ちやすさ」あるいは「存在を忘れさせる自己主張の少なさ」なんだとは聞き及んでいたんだけど、それにしても驚いた。
底付きしたときの筐体の反響音(トテトテトテン、みたいな感じ)なんてこりゃ萎えますぜ旦那。キートップもカチャカチャ鳴るしさ。なんつーかな、初めてLegoを触ったときの感覚に近いかも。友人宅で触ったときとは随分印象が違っててナンダコリャ感溢れまくり。
直前がCherryのリニアだから? そんなことはない。例えばNECのX-MateからNX初期あたりまで使われていたスコスコキーボードでももうちょっとまともな打鍵感だった。NMB RT6652の硬質な(堅くなくて硬い)キータッチには及ぶべくもない。
「現在新品で入手できるテンキーレス」かつ「変態配列ではない」という縛りがあるから選択の余地がないだけで、机の上がもうちょっと広ければ悩まずミネベア使うなあこりゃ……。
といいつつきっとこのタッチにもすぐ慣れるだろう。FILCO以前の「USB SpaceSaverからの代替」として考えれば間違いなく常用に耐える水準のキーボードだし、なにより最優先したスペースファクターと常識的な配列は入手できたのだ。実際、他に選択肢はないのだし(といいつつドリキャスキーボードが異様にフィットしたら嫌だから当分キーボードのことは忘れよう)。
そもそもこうやってチンタラ長文日記書いてるわけだしな。少なくともそれを妨げない程度のパフォーマンスは見せてるということだ。
でもでもー(くどい)。
「これが16,800円」がコスト上仕方ないとしても、「これに16,800円」はやっぱりおかしいわ。これを自腹切って買っていいのは腱鞘炎で苦しんでる職業タイピストだけだと思った。もしかして7年前や5年前や1年半前の自分だったらタッチを我慢してこれを受け入れたかもしれない、なんて一瞬考えたけどやっぱ難しいか。当時自分は腱鞘炎をタイピング負荷ではなく106/109キーボードの配列のせいにしていたし。
買ったことを後悔はしないけれど、今後リアフォがどうだと尋ねてくる人には「過度な期待をしないように」と返すだろう。たぶん。