個人的には手相見ことPalm Reader一曲で全面肯定だった前作Out of the Veinから早や6年が経過。すでに世の中的には忘れ去られた雰囲気すらあったサードアイブラインドが、一応うわさだけは早くから出ていた新アルバム(の片割れ)をリリースしました。セットになるUrsa Minor(こぐま座)もこの冬に出るとかなんとか。
Amazonのユーザーレビューにもありますが、確かに1stや3rd
よりも夜を感じさせる2ndのBlue
に近い印象。ただ、Blue
が真夏の夜の(ややもすると空虚をともなう)喧噪だとするなら、今回のUrsa Major
はより晩夏のイメージが強い。アルバム一曲目のCan You Take Me(MySpaceで視聴可)も、Blueの後半にこっそり紛れ込んでておかしくない感じ。
いずれにせよ3ebに期待していたものは(これまでの経緯を考慮に入れれば)概ね満たされる感じ。さあ泣くぜ。