公開した直後にアレコレ触ってしまうのはよくない癖でもあり。思えばベクターに登録したりサイトで公開したりしたマクロのほとんどが「非公開の+バージョン.001」みたいな感じで止まってるのだ。ダメ男。
初期設定内容のレジストリ読み書きを実装中。画像をみてもらえばわかるように「自動で改行(BRを挿入)しない」環境向けにソースを適当整形するオプションも考慮。
ただしいつ仕上がるかは自分でもわからんのであまり期待せぬよう。
なんてことやってるのを見てるかのように窓の杜でCSVエディタの紹介が。
昨日の日記でも「思いはこの10年多くの人が形にしてきている」と書いたが、思い出していたのは2000年頃に導入を検討したListPadというシェアウェアのCSVエディタだった。当時のExcel97とは比較にならないほど軽量だったそのソフトはプラグインによってさまざまな拡張が可能だったが、プレーンでWindowsのUIお作法にもそこそこ沿っていたにもかかわらず本格導入に至らなかった。ちなみにインストール直後にレジストしているからかなり期待はしていた(あるいは期待していた範囲ではそれに応えてくれた)はずだが、些細なカスタマイズの敷居が気になってそのまま忘れ去られることに。
今回それを思いだし、バージョン2.03のアーカイブと一緒に取ってあったURLを見に行った。残念ながら404、その先も辿れず。
Excelの機能は97でほぼ完成の域に達したといわれるが、だからこそ相対的に軽量なアプリへと位置づけが変わっていったのかもしれない。それは「MSの看板アプリにしては妙に低いレベルで抑えられた基礎体力部分」の期待しない効果だったり、必要以上にリソースを消費する「MS世界の外から来た重量級マルチメディア系アプリ」との相対的な比較なのかもしれないが、あのExcelが軽快さを売りにできる状況というのは「メインメモリ8MBのPC-98でLotus1-2-3 R24Jと併用していたバージョン3.0」を思い出すとなかなかに感慨深い。そういえばあのころWindows環境なのにマウスなかったんだよな。要らん苦労をした。