パワポ。

PowerPoint 2003 1year スターターパック Passion For The Future、「パワポ使いへの警告」の書評に便乗して振り返りネタ。

まず、「パワポ使いが陥る6つのワナ」はどれも大変に納得。
1 パワポで企画書を書きながら、企画そのものを考える
2 企画の全体像を考える前にディティールばかりに目を向けてしまう
3 ”いつもの”企画書を使いまわす
4 パワポの機能でできないことは諦めてしまう
5 「カット&ペースト」でデータを切り貼りして企画の流れを見失う
6 アニメーション機能など演出に凝りすぎて、企画の本質を忘れてしまう

 うわー、エクセル版つくりてえw
 営業含めてプレゼンの機会はそこそこにあったたけど、実はパワポを「本番で」使ったことは一度もない。
 最近だとワード、HTML、PDF、ドキュワークス
 その前はデジカメ(CASIOのQVシリーズ)のスライド機能なんてのも使った。PCで画像作ってカメラに書き戻し、プロジェクターに繋いでコマ送り。まだお役所とかにプレゼン用PCがなかった時代。
 さらに前だとスライド。模造紙。イラボ。OHP。持ち看。いや、これもいまだに併用してるか。
 まあ本来がアナログ大好き人間なので、意図的に外してる部分もたしかにある。でも実際、暗い部屋でパワポのサムネイルが8up印刷されたペーパーとプロジェクターの画面を見比べていると「俺は何をしにここに来てるんだ」とか思ったりしないだろうか。
 「プレゼン=学会(カンファレンス)発表≒聞いてもらえるのが前提」あるいは「プレゼンテイターの顔が見えないぐらいの大観衆が前提」みたいな環境に慣れ親しんでいると、パワポの「テンプレート依存&PC触りながら説明」という文化も受け入れやすかったりするのかな? 口八丁手八丁で大道芸人状態のプレゼンなんてのはひょっとしたら激しく時代遅れだったりするのかしら。
 ちょっと前までは「スライドをコメンテーター手ずから送る」なんてことも忌避される行為だったような気がするんだけどな……。