世紀末微懐メロ伝説その40。

Memorial BeachMove to Memphis
A-HA
Memorial Beach [1993]

 もういい加減にTake on meだけで語るのはやめてくれとお願いしたいところだが、今にして思えば確かに「捨て曲なし」と言えるのはファーストアルバムだけかもしれない。個人的には3枚目もかなりのお気に入りなんだけど、さすがに誰にでもオススメって感じじゃないしな。


ヘッド・ラインズ・アンド・デッドラインズ~ザ・ヒッツ・オブ・a-ha 実はこの曲91年のベストアルバムの先行シングルとしてリリースされたのが初出。大して騒がれもせず、むしろ唯一「白ファーに埋もれた黒いねーちゃんが実はスキンヘッドのマッチョだった」という勘弁してくれ系のPVでのみ記憶される存在だった。そんなどうでもいい曲をなんで覚えてるかというと、同時期に「メンフィス」の名を冠したシングルがチャートにいたからなんですな。
 それはコントラバンド。今だとVELVET REVOLVERのアルバム名なんでしょうが、当時のHR/HM族にあってはLA GUNS+MSG+RATT+SHARK ISLAND+VIXEN(ABC順)という異常なメンツ構成に「何がどうなってしまうんだ」という恐怖にも似た期待を抱かざるを得ない、そんなプロジェクトだったのですわ。
 そんな彼らのファースト&ラストアルバムのオープニングチューン兼シングルが、MOTT THE HOOPLEのカバーである「All the Way from Memphis」だったというわけ。結局シェンカー節しか印象ないけど。現在のレア盤ぶりがその評価を如実に語らっていたりしますよきっと。
 んでだ。
遙かなる空と大地 A-haの方も先に書いたとおり割とスルーされまくりの曲だったのだ。このシングルのせいで「放っといても売れる」ベスト盤の売り上げが数%ぐらいさがったんじゃないかと心配したぐらいに。
 だからこの5枚目のアルバムを最後にA-haが解散してしまったのも仕方ないことだろうし、キャッチー路線に戻れなかった復活盤以降鳴かず飛ばずなのもむべなるかな、と思うのでありますよ隊長。

関連記事:

Pocket