「 2005年11月 」一覧

世紀末微懐メロ伝説その10。

リーン・イントゥ・イットDaddy, Brother, Lover and Little Boy
(The Electric Drill Song)
MR. BIG
“Lean Into It” [1991]

 玄人受けかと思ったらあれよあれよという間に売れてしまってえーっ、みたいな90年代のチープトリックことMR.BIG、そのヴァンヘイレンコンプレックスが随分薄れたセカンドアルバムから誰でも知ってるTo Be With Youじゃなくって一発目。

 やっぱり
 ドリルは
 MAKITAだ
 な

 本当は(10)Road to Ruinがいっちゃん好きなんだけど。3rdまでの中ではぶっちぎりで。

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世紀末微懐メロ伝説その9。

DoubtReal, Real, Real
JESUS JONES
“Doubt” [1991]

 CATVで見たネガドンは普通に面白かったです。スターレックはまだ落としてません(挨拶)。
 当時妙に盛り上がったのは何だったんだろう、と思うアーチストは数多くいたりしますがコイツらも私にとっちゃそのなかの一員。Right Here, Right Nowはまだなんとなくわかったけどこの曲に関してはPV含めてまったく謎でした。
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世紀末微懐メロ伝説その8。

Dangerous / Michael JacksonBlack and White
MICHAEL JACKSON
“Dangerous” [1991]

Loud…
Louder…
ARE YOU NUTS!?!

 などとMegadethみたいな三点リードを引いたりして。

 「いま一番イイトコなんだよ!」と文句垂れるホームアローンが80年代的リフにあわせてエアギターするイントロはNirvana一色に染まった当時のUSロックシーンに対するアンチテーゼでしょうか。いやいや時期あってないよ。

 楽曲だけならRemember the Timeを選んでも良かったんですが、全世界に期待されながらちゃんとそれに応えた(当時としてはインパクトありまくりの)ビデオクリップに敬意を表してこちらを。
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世紀末微懐メロ伝説その7。

Blood Sugar Sex MagikSuck My Kiss
RED HOT CHILLI PEPPERS
“Blood Sugar Sex Magik” [1991]

 渾身の筋肉アルバムから果たしてどれを選んだものかと悩んだ末に、その中でも(10)と並んでひときわクソ重い「ゲンコツそのもの」みたいなゴリゴリチューンを。

 思えば就職時に泣く泣く処分したCDのうち「これだけは手元に無いと生きていけない」と残した5枚ほどのうちのひとつだわ。だからリリース直後もさることながら、就職後の数年間は死ぬほど聞き込んだんだよなー。
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世紀末微懐メロ伝説その6。

Son of Albert / Andrew RidgeleyShake
ANDREW RIDGELEY
“Son of Albert” [1990]

 「WHAM!のジョージマイケルじゃない方」ことアンドリュー“へなちょこ”リッジリーの後にも先にもこれっきりソロアルバムからシングル曲。

 アルバムはもはや珍盤のレベルに達してるようで、なんとか中古でみつかるレベル。この曲が入ってるコンピレーションアルバムがリリースされたこと自体、奇跡に近い出来事かも。
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