ええ、そうですよ。正常進化ですよ。

5MカメラとワイドVGA液晶の“EXILIMケータイ”「W53CA」

 もうその名前だけで。

 ウォークマン携帯よりもサイバーショット携帯を(国内で)出さんかヴォケ、と呻いてきたワタクシをあざ笑うかのようなタイミングで登場するCASIO by auの夏モデル。新しいG’z Oneだ、いやいやHeart Craftで来るはずだ、いずれにせよWVGAは間違いないだろう、などと様々な憶測を産みながら「でもカメラ強化型は続けてこないよな」と思わせておいてやられましたわよ。

 もちろん実機を使ってみなければ判らない部分もあるけれど、さすがに515万画素対応でSD書き込み速度を放置はしないだろう。何らかの高速化が図られているはずだ。となれば、実質SXGAぐらいしか使わない自分にとっては体感できるぐらいの保存時間短縮が実現する可能性も高い。もちろん5メガの写真を転送することを考えれば、きっと本体もUSB2.0対応しているはず。してなかったら笑ってやるぞちくしょう。

 スライド式のイヤホンマイク端子やシャッターボタンの改善、どうしてW51CAでやらなかったのか不思議すぎる「回転2軸のボディを液晶を表にしてたたむだけで起動するカメラモード」。そして「裏蓋とバッテリを外さなくても取り出せるMicroSDスロット」。W53CAはW51CAの正常進化であると同時に、その「カメラであること」を強調したリアフェイスがW21/31CAを思い出させる。色もW31CAレッドを思い出すよね。微妙に林檎飴っぽいけど。CMOSだけど。

 あーくそ、見れば見るほど悔しい。2軸ヒンジはもういいやなどと言っておきながら、ここまで改善されると転がされてしまいそうですわ。
 さすがに3月も経たんうちに機種変はしないけどな!

# なんかおかしいと思ったらW52/53CAの同時発表かー