みかけはこわゐがとんだいゝひとだ。

 久しぶりに土日まるごと休みということで、企画展「だまし絵 – Visual Deception – アルチンボルドからマグリット、ダリ、エッシャーへ」を観にHAT神戸の兵庫県立美術博物館までお出かけ。

遊びの博物誌 坂根厳夫さんの遊びの博物誌にモロ影響を受けて中学一年の自由研究が「錯覚」だったワタクシとしては、生徒手帳や授業ノートのあちこちをだまし絵で埋めていたローティーン時代を回顧できるものと若干の期待もしたりしたのですがー。

 長蛇の列はある程度覚悟していたからしょうがないとしても、だまし絵というタイトルが逆によくなかったか。普通に連想するエッシャーとか本記事タイトルあたりの展示はあまり多くなくて、そうしたジャンルとして確立するまでを体系として見せるのが目的っぽい。といいながら収集範囲が広いという感じでもなく、客層どこやねんみたいな印象。すこーし残念。学芸員の解説日だったらまた少し感想も違っていただろうか。

幻獣辞典 遊びの博物誌はその後続編も含めて文庫になっているのだなあ。大型本のインパクトは薄れてしまっているのだろうけど、久しぶりに読んでみたくなった。そういえば 安野光雅氏の名前を初めて知ったのもこの本だった。幻獣辞典とかつげ義春全集とか、子供の健全な育成には明らかに余計っぽい本をゴロリと家に置いといてくれたオカンには何となく感謝のココロ。


休む。

 公私ともにお疲れが溜まってきていたので、仕事の谷間が来たのをいいことに3連休とってみた。特に金曜はもう何もしねえ!と宣言してダレる寝る。

 そして土曜日は最近ぐちゃぐちゃになっていたInBoxの整理と積んであった佐藤優の文庫に突入。でも途端に(おそらくカフェイン禁断症状である)頭痛が発生して放置。出すのと入れるのを同時にやっちゃいけないなあ、と反省しながらPS3のDLNAクライアント設定。ついでにテレビでのYouTube XL視聴テストなんかも。そのためにプレイリスト作ったりとか。なんだかんだいいながら細々と動いてますな。
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3ebのおおぐま座。

 個人的には手相見ことPalm Reader一曲で全面肯定だった前作Out of the Veinから早や6年が経過。すでに世の中的には忘れ去られた雰囲気すらあったサードアイブラインドが、一応うわさだけは早くから出ていた新アルバム(の片割れ)をリリースしました。セットになるUrsa Minor(こぐま座)もこの冬に出るとかなんとか。

 Amazonのユーザーレビューにもありますが、確かに1st3rdよりも夜を感じさせる2ndのBlueに近い印象。ただ、Blueが真夏の夜の(ややもすると空虚をともなう)喧噪だとするなら、今回のUrsa Majorはより晩夏のイメージが強い。アルバム一曲目のCan You Take Me(MySpaceで視聴可)も、Blueの後半にこっそり紛れ込んでておかしくない感じ。

 いずれにせよ3ebに期待していたものは(これまでの経緯を考慮に入れれば)概ね満たされる感じ。さあ泣くぜ。



夏スルー気味の盆。

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 ようやく夏が来た、とおもったら風は秋ですもの。

 どう考えても単車で人少ないところへ遊びに行く状況ですが、なぜか今から渋滞と闘いですよ(`・ω・´)

 盆正月に自家用車で帰省なんて犯罪的自殺行為だと思ってたのにな(´・ω・`)>”