ブログにまつわるエトセトラ。

 一段落付くと、これまで放置してきた諸々が途端に気になり出すのである。
 例えばこのブログは個別エントリを静的HTMLとして書き出しているわけだが、脇のナビゲーションバーはJavaScriptでの実装である。数百の個別エントリを「ジャンルや最新記事、コメント等が変化するたびに再構築」していてはサーバ負荷がとんでもないことになるからというCGI側の制限だ。
スクリプト無効状態でのサイドナビゲーション そんな配慮がある割に、スクリプト無効状態でのナビゲーションはお粗末である。セキュリティ上の観点から意図的にスクリプトを無効化している閲覧者にとっては「JavaScriptを有効にしてるとココに何かが入るよ」なんて痕跡を見せられてもしょうがないわけで、本来ならnoscriptで静的なナビゲーションページへと誘導するのが正しかろう。「スクリプトからのみ利用できる要素はスクリプト内で記述する」原則にも反している。
 まあ文句を言う閑があったら自分で実装すればいいのだな。たとえそれでツールのバージョンアップや入替えが困難になったとしても「それを選んだ」自分の責任なのだから。


 んで、それを泥縄的になんとかしようとしているのだが上手くいかない。スクリプト無効状態で残るタイトルにアンカーを貼ることも考えたが、そのリンク先となるべきナビゲーションページは結局CGIのデータから生成しなければいけない。概略としてはこんな感じか。

<dt>
</noscript><a href="sitemap.html"><noscript>
サイトマップ
<noscript></a></noscript>
</dt>
<dd></dd>

 面倒以前にネストまたいだらアカンやろ( ´・ω・`)
 残念ながらこの個別エントリ問題は次世代Serene Bachでも解決されていないようで、ブログを乗り換えない限りは何らかの手だてを自ら施すしかなさそうである。
 でもまあ、そうした「やらなきゃいけないことがわかってる」問題はまだマシだ。昨年4月にこのブログを導入して以来、少なくとも以下のポリシーが検討を先送りされている。

  • 「続きを読む」を使用するかどうか
  • ジャンル記事・月別アーカイブでページ表示するか一括表示するか
  • 閲覧者がデザインを選択できるようにするかどうか

 特に上のふたつは自分でも気になるところ。ジャンル別記事一覧を表示してるのに「続きを読む」ばっかりじゃ萎えるよなあ。でもトップページで各エントリがダラダラ長いのもちょっと。そのへんの棲み分けがこのCGIでは考慮されてないんだわさ。「トップページは5記事だけど過去記事や検索結果は20記事まで、続きも展開して表示」なんて柔軟な設定を望む私が間違ってるのかしらん。
 ハルヒビみたいに「コメントなし、トラバなし、ジャンルなし、過去記事は月別、検索も親サイト側と共用」みたいな割り切り方の方が賢いのかなあ……。「記事に連動したコメントスペース」が欲しかったのはサイト管理人だけだった、ってことか。しおしおのぷー。