「このクソ暑いのに日本橋なんざ付き合えるかー」と暴れたら夕方からのハーバー&三宮巡りまで譲歩してくれたので外出。今日みたいな陽気にでんでんタウンを彷徨ったら後のダメージが大きすぎる。
別にCDを買うのが当初目的だったわけではなく、学生時代にアホほど食って「もういい」と思っていたはずの神戸名物「珍丼亭のカツ牛丼」をもう一度、というのが本日のお題。
ポンバシで済ますはずの諸々はハーバーソフマップでお茶を濁し、その後JR三宮駅北側へ。なんだか店の構えが我々の記憶とまるで違う。サンセット通りと生田筋両側に入り口のある店舗がその昔には存在していたはずだが、そちらは既に無いらしい。つーか意識しねえよそんな微妙な店は。
その後、全国的にもその名前だけはそこそこ知れているかもしれないメイドさんのお店に突貫。私と同じく未体験ゾーンだったツレ曰く「こんなとこに来たって嫁にバレたら絶対に“私もつれてけ”っていわれる」とのことでいい嫁だな。
「普通の喫茶店として使えるボーダーラインは“他に選択肢がないときあきらめて入れるかどうか”だ」などと妙な持論を展開したりしてるうちにオーダーストップ。最近三宮も夜が早いから20時閉店は仕方なしか。
「いってらっしゃいませ」にまだ動揺する程度にはスレてません(何
「 昔の日記 」一覧
青い、青いのう。
THE CLICK FIVE
Greetings from Imrie House [2006]
最近では珍しく予備知識なしでHMV試聴→即レジ。洋盤は去年に出てた模様。
パワーポップとは名ばかりの「どこがPOPやねん」劣化グランジが幅をきかす中、実に普通にポップであった。トラック5なんて全盛期のCheap Trickを思い出させるまさに強力なポップソングで思わず腰が。The Knackにも通じるところがある。トラック2、9あたりも万人受けの直球ポップ。
さらに部屋に帰ってから気付いたのだが、トラック4のI’ll Take My ChancesはSwril 360のデビューアルバムAsk Anybody収録曲のカバーである。加えてThompson Twinsの1983年のヒット曲Lies(アルバムSide Kicksより)もカバーしている。日本版ボーナストラックにはなんとあのTiffanyのI Think We’re Alone Nowのカバーまで。さすがにワロタが、どれも痛さが気持ちいい若返りアレンジが施されていて楽しめる。久しぶりに気負わず聴ける好盤ってことで「爽快なポップ寄りロック」を求めている人には無条件でお勧めしてみたり。
別れた彼女のその後について。
先日ぽちっとしたJohnny Hates Jazzのセカンドがマンチェのレコード屋から届きました。ばいえあめいる。
当時追いかけてない、しかも自分が懐かしい頃とはメンバーも違うバンドなのですがやっぱりあの頃の音。
でもこれを91年のあの頃に聴いていたらどうだったかなあ、と考えてみる。きっと「ふっ、落ちぶれたな……」などと言っていたに違いない。当時出してた音楽レビュー同人誌で「クラークの不在」なんて叩き記事書いたりしたかも。
ちゃんとJHJらしい曲は入っておりますよ。ベストにも収録された何曲とか。つかアルバム全体としては良い出来だと言えるかも。
表題のような、あるいはちょうど5年前に書いた日記みたいに複雑な再会であります。