Sister of Pain
VINCE NEIL
Exposed [1993]
!?
──“敵”にかける情けはないぜ?
ウチはいつでも“ヴィンス上等”だあ!!
ちくしょう。恨むよスティーブン。
「敵ながら天晴れ」しか言葉が選べないじゃないか。しくしくしく。
そんなモトリーよりモトリーらしい名曲を複雑な気持ちで。
「 世紀末微懐メロ伝説 」一覧
世紀末微懐メロ伝説その35。
One Step Closer to You
ENUFF Z’NUFF
Animals with Human Intelligence [1993]
ファーストセカンドに比べると妙に評判悪いのは「彼らに求めるもの」が間違ってんじゃねえのかなあ……とか思ってしまう悲運のサードアルバムより、それでも代表曲と呼ばれるバラード(3)を外し、HR/HMサイドからはもっと支持されるであろう(4)も外し、自分がどうしても彼らでないとダメだと思うに至ったベッタベタの歌謡ロックを。
世紀末微懐メロ伝説その34。
Eat the Rich
AEROSMITH
Get a Grip [1993]
げぷー(PV)。
個々の楽曲は申し分なくてもなぜか通しで聴かないアルバムというのがある。シャッフルで聴いているときそのアルバムの曲がかかると「ぴぴっ」と来るのに、アルバムリストでは絶対ダブルクリックされないような作品が。
そんなアルバムの筆頭とまでは行かなくても五指ぐらいには入りそうなエアロ復興期三連作のトリ。この曲を筆頭に問答無用の名曲揃いなのに、だからこそなのか、もうおなかいっぱい。
世紀末微懐メロ伝説その33。
Are You Gonna Go My Way
LENNY CRAVITZ
Are You Gonna Go My Way [1993]
邦題「自由への。アホほど売れたので知らん人はおらんかと。退屈な曲だと思うんだけどな。でもPVは予想外に黒くて面白かった。
テレンス(→ブーツィー)→サラスと来た私にとっては割とどうでもいい彼なのですが、なぜか比べられることが多かったですな。特にテレンスはやったら引き合いに出されてて「???」でした。でもなぜかTAFKAPは入ってこなかった。プリンスを別格扱いに出来ない私はもう不思議で不思議でしょーがなかったですよ。
んでもって曲にも特に語るだけの思い入れがなかったりするのでこのへんで。ロックは死んだんですよ。
世紀末微懐メロ伝説その32。
Rock’n’roll Degeneration
JERUSALEM SLIM
Jerusalem Slim [1993]
アルバムが出たときは既に相方が離脱、泣きながら仕上げたけれどリリースは永らく日本国内だけだったという不幸を絵に描いたようなモンロー様の黒歴史からロケンロールなオープニングチューン。題するは「ロックの堕落」。かーっ、こういう見得を切らせるとマイケルに敵う奴ぁいねえよな。
その相方ことスティーブスティーブンスは脱退直後に仇敵ヴィンスニール[ex:モトリークルー]のソロアルバムへと参加。またそのアルバムがヴァンヘイレン脱退直後のデヴィッドリーロスとタメ張るほどいい出来で(売れ方はさほどでもなかったが)、この救われなさ加減は一体なんなんだろうと思ってしまう。