「 オススメ音楽 」一覧

世紀末微懐メロ伝説その72。

ニュー・トランジスター・ヒーローズTell It to the Kids
BIS
“The New Transistor Heroes” [1997]

 Talking Heads、そして何よりB-52’sの後を継いでくれるものと期待していたエレクトリック・ディスコ・パンクス、特に腐女子スペックなプチコニーのヴォーカルがインパクト大だった彼らのファーストアルバムから、やっぱりオープニングチューン。なんたってDeadly Weaponだそうだから>マンダリン

 bisで思い出すのはやっぱりこれか。

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世紀末微懐メロ伝説その71。

POPDiscotheque
U2
“Pop” [1997]

 Achtung BabyからZooropaを経て至るテクノU2三部作のトリからオープニングチューン。

 この時期のU2がなんで評判悪いのかよくわからない。というか本当に評判悪かったんだろうか? The Joshua Treeで見捨てて復帰盤がこれなんですよ。その間まるで聴かなかった。いや、Rattle and Humは一応何曲か聴いてる。「プライド」に惹かれる以上に「終わりなき旅」への嫌悪感が大きくて本格的に見放したんだ。来日して一気にファン増えたしな。

 ’93のZooropaから’97の本作までの間の空き方が自分の暮らし向きとジャストマッチしてて妙に思い入れたアルバムでもありました。後半こそ、という方も多いでしょうけど私は最初の3曲で十分かも。



世紀末微懐メロ伝説その70。

スキゾフォニックSwollen Princess
NUNO
“Schizophonic” [1997]

 エクストリーム→ソロ→モーニング・ウィドウズ→ソロ→ドラマゴッズ。

 「ヌーノたんマジ落ち着きない」と言いたくもなるが、今回解散したら頭を剃るとか何とか言ってるらしいのでもう少し様子を見よう。

 というわけでポールギルバートと並び昭和41年生まれで微妙なシンキンカン覚えてしまう「気ィ弱そうな兄ちゃん」ことヌーノ・ベッテンコート、30歳当時のファーストソロアルバムから最もアルバムタイトルを反映していると思われる(2)を。

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世紀末微懐メロ伝説その69。

Travelling Without MovingVirtual Insanity
JAMIROQUAI
“Travelling without Moving” [1996]

 たぶん代表作。閉鎖空間でカメラ固定の重力方向移動というライオネルリッチーネタ復活のPVが話題になってたような記憶。

 正直、日本においてこうした楽曲が広く支持される時代がやってくるとは思ってなかった。当時も妙な胡散臭さがあって「ジブンら本当にコレがええのん? それとも単にSONYのコマーシャルソング買ってるだけなん?」と小一時間問い詰めてみたい気分であったことですよ。

Synkronized [from US] [Import] とかいいながら私もアルバム買ったんは随分後になってからだし、その割にこんな恥ずかしいことしてたわけで全然人のこといわれへんのだ。しかも聴いてるのは大概Synkronizedばっかだし。ミーハー度合いじゃ負けん(誰に)。