1999年7月30日(金)の○と×

今日の○

 単車、退院♪
 予定通り2万5千円以下で抑えてくれたようだ。

今日のX

 どーやら盆以降にならないとまとまった休みは取れそうにない。
 とりあえず次の日曜に免許の書き換えするから、それでミニツーリング代わりだ。

今日のダイアログ

 Windows95前夜、設定ダイアログの類は3D化の波を受け、軒並みタブ式へと移行していった。
 オンラインソフトも例外ではなく、この時期以降に発表されたものの多くがいわゆる標準のダイアログ(※RADツールでは大抵出来合いで用意されている)を利用するようになっていった。
 
そんな中、独自のダイアログ構成を誇示しているソフトもまだまだ存在する。
 比較的数多く見られるのが、Macintosh形式(?)のもの。Windowsへの移植によってかなり匂いは薄められているが、代表的なもので言うとEUDORAやNetscapeなど。横長のダイアログで左半分がアイコン(あるいはツリー)になっており、スクロールによって複数項目が表示できるというものだ。最近はまた、この手のダイアログがリバイバルブームになっているような気がする。
 (ちなみにこの手のダイアログを使用するアプリケーションは、メニューのデザインについてもWindowsのお作法――ファイル>編集>ツール>ウィンドウ>ヘルプという基本的な流れ――をまるっきり無視しているものが多く、グローバルな設定も〔ツール|オプション〕ではなく〔編集|プリファレンス〕におかれていたりする)
 
もちろん標準のダイアログが最も使いやすいとは限らない。ぱっと見は標準に見えても独自ダイアログだったりすることは多い。一番困るのが見かけは標準なんだけどCTRL+TABでのページ繰りができないとか、複数ページを持っているのに特定のページでしか設定の保存ができないようなソフト。
 (タブコントロールを使用するダイアログでは、適用・キャンセル・OKの各アクションがすべてのページで同じように行えるデザインが推奨される)
 
キーボードで操作を行うと、一発でぼろが出る。ALT+T→Oで設定ダイアログを表示したはいいが、次のページを表示するたびにフォーカスをタブへ戻す作業が如何に苦痛であるか。中にはShift+TABと方向キーを駆使してもタブ自身にフォーカスを移せないという兇悪なものも存在する。タブストップの順番がバラバラなんてのはまだ可愛い方である。おそらく作者自身がマウス操作しかできないのだろう。
 
最近特にキーボードでの操作性を軽んじるソフトが増えているような気がする。メニューのフルカスタマイズが可能なものは、まあいいだろう。しかし、妙なこだわりを持っているくせにニーモック(アクセスキーの割り振り)が重複していて選択できなかったりすると、こだわり以前の問題だろうよ君とか言いたくなってしまうのだ。
 
ところで最近では、プルダウンメニューのアクセスキーでこんな強烈なのがある。
 Main>Folder>Title>Message>Other
 
これってさ、File>Edit>Message>Settings>Helpじゃダメなワケ?
 ダメな理由が、僕にはさっぱり判りまっへん。


1999年7月29日(木)の○と×

今日の○

 Windows3.1用のシェアウェアでProgBarというソフトがあった(まだあるって)。独自に階層式のメニューを構築し、マウス操作で開いていくというNeXT風のメニューバーだ。
 他にも似たような(Macintosh風とか)ランチャソフト≒プログラムマネージャ置き換えソフトは幾つかあったのだが、これはデザインが結構気に入っていたのでレジストした。タイトルバーを横文字にしたり、ボールドの英語フォントを設定したり。当時まだTicagoの存在を知らなかったので、格好いい英語表記と判りやすい日本語表記の両立に苦労した覚えがある。
 今回NextStartというシェアウェアのβ版をダウンロードしたのだが、これが結構いい感じである(例によって情報ソースは南野さんの日記)。
 一番気に入ったのがメニューをトランスペアレントにする機能。デフォルトのメニューの中に例のボンダイブルーをベースとしたテーマがあるのだが、この色を適当に変更したりしてポップなデスクトップ(笑)を楽しんでいる。

今日のX

 この手のツールを試す度ごとに思うのだが、Windows上ではついついどのアプリケーションも最大化してしまうのは何故だろう? Macintoshでは解像度が低くてもドキュメントウィンドウを最大化することなど滅多になかったのだが、Windows上では例えXGAの解像度が確保されていようともすぐに最大化してしまう。MDIの子ウィンドウもまず間違いなく最大化している。
 この調子では1600×1200が確保されてもやっぱり最大化してしまいそうである。
 何のためのウィンドウシステムやら。


1999年7月28日(水)の○と×

今日の○

 珍しくみんなの(それなりに)率直な意見が飛び交った所内研修。

今日のX

 ……が、実質の内容は所長の言動分析に終始。
 ひょっとして、言うだけ言ったからみんな満足してしまったのか?


1999年7月27日(火)の○と×

今日の○

 とりあえず、まだ滅亡してない。
 滅亡する前にしたいことも、やっぱり幾つかあるよなあ。
 そんなわけだし、僕にことわり無く滅亡しないように>世界
 
そーいやDDIポケットの64Kサービスがようやく始まるのだが、現在使用しているようなPCカード型PHSは発売予定にない。とりあえずアダプタ型が先行して発売されるようだ……。
 早よ出せ一体型!

今日のX

 とりあえず懸案のひとつは解決したが、おかげさまで無限に眠い。
 申し訳ないが寝させてもらうぞ。


1999年7月26日(月)の○と×

今日の○

 4~5年前あたりと比べると、Windows環境でのフリーソフトのレベルがかなり上がって来ているような気がする。
 Windows上の開発環境が整いやすくなったってことだろうか? けどVisualBasicやDelphiに代表されるRADツールが登場してから既に随分と経っているし、逆にあの頃からつまらないシェアウェアが増えすぎてNIFTYのライブラリ巡回もしなくなったんだよな。
 某所で紹介された空っぽの大きなWAVファイルを作成するだけのソフトがシェアウェアだったりと、当時の事情を考えても誰がそんなのに金出すんだというのがそれこそ雨後のタケノコのようにウジャウジャ出てきていた。
 (因みに現在そのソフトはVectorに無いらしい。代わりに、そのソフトに怒りを覚えた人がフリーで提供しておられるようだ)
 
色々思い出したついでに、これまでにレジストしたソフトの総額を計算したくなる。
 とりあえず5万円は超えるみたい。<アバウト
 ほぼ確実に元取ったと思えるのは、秀丸FileVisor/同32SpkQQWithNIFTYakiraMirrorSiteSnapItKeylay3DWin95WinBatchEnhancerDatulaMP3JukeBox、そして我らがQX
 微妙なところが秀タームROXASチューチューマウス/同32PowerloaderOPTPiXSmartview
 実は、このあたりが一番フリーソフトで機能強化されたジャンルだろう。特にウェブ巡回・ダウンロードツールやレタッチのバッチ処理なんかはホントいいモノが増えてきている。シェアウエアの機能限定版フリーバージョンも増えてきたように思う。
 もちろん先行して投資した分その間は楽させてもらっているわけだし、ある程度納得したからレジストしてるんだけどね。
 逆に今なら人には勧めないってのもある。例えば当時はゴールデンコンビと呼ばれ書籍まで刊行された秀丸+卓駆☆の組み合わせなんか、現在どちらもバリバリの現役であるにも関わらず人に勧める気は全く起きない。EmEditorとエクスプローラを拡張する各種ツールの組み合わせで十分だ。
 画像処理系統なんて作成・レタッチ・管理ともにすべてフリーソフトで十分な環境ができあがってしまう。メーラはメーカー製を含めていいものが沢山フリーで出ている。レジストしても使いたいソフトってのは、そうそう無い。
 パソコンの使い方は依然として変わっていないという証明でもある。

今日のX

 さて、今となっては無駄だったと思えるのが卓駆☆・A-WINDS(アサヒネット版のNifTerm。テキストWWWブラウザを内蔵)・NifTermNetscapeNavigator2/3(よく判らないうちにNIFTYで2,000円払っていた)・PerManSerfer波乗野郎
 そもそも卓駆☆とFileVisorを両方レジストしてるってのが笑える。先にレジストしたのは卓駆☆だったのだが、クィックアクセスや画面構成などで使い勝手が悪くて後にFileVisorをレジストしたのだった。けどFV4はどうも好きになれなくて、未だにFV32を使っている私。
 こうしてみると浪費したつもりでいてもそれなりに使って来たなあ、と感慨深かったりするから困ったものである。
 (その分パッケージソフトで金をドブに捨ててるかも。その話はまたいずれ)
 
……そういえばDOSソフトのシェアウェアって、手元に無いなあ。
 まあそもそもDOSで使ってたオンラインソフトがLHAとMIELとHFぐらいしか無いが。
 (いやLFDとかKi-SHELLとかHSBも使ってたぞ)
 それでもメインはパッケージソフトだな。VZとか一太郎とか1-2-3とか。