世紀末微懐メロ伝説その71。

POPDiscotheque
U2
“Pop” [1997]

 Achtung BabyからZooropaを経て至るテクノU2三部作のトリからオープニングチューン。

 この時期のU2がなんで評判悪いのかよくわからない。というか本当に評判悪かったんだろうか? The Joshua Treeで見捨てて復帰盤がこれなんですよ。その間まるで聴かなかった。いや、Rattle and Humは一応何曲か聴いてる。「プライド」に惹かれる以上に「終わりなき旅」への嫌悪感が大きくて本格的に見放したんだ。来日して一気にファン増えたしな。

 ’93のZooropaから’97の本作までの間の空き方が自分の暮らし向きとジャストマッチしてて妙に思い入れたアルバムでもありました。後半こそ、という方も多いでしょうけど私は最初の3曲で十分かも。



世紀末微懐メロ伝説その70。

スキゾフォニックSwollen Princess
NUNO
“Schizophonic” [1997]

 エクストリーム→ソロ→モーニング・ウィドウズ→ソロ→ドラマゴッズ。

 「ヌーノたんマジ落ち着きない」と言いたくもなるが、今回解散したら頭を剃るとか何とか言ってるらしいのでもう少し様子を見よう。

 というわけでポールギルバートと並び昭和41年生まれで微妙なシンキンカン覚えてしまう「気ィ弱そうな兄ちゃん」ことヌーノ・ベッテンコート、30歳当時のファーストソロアルバムから最もアルバムタイトルを反映していると思われる(2)を。

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AEDの蔓延ぶり。

 公共施設や学校を中心に異様な勢いで導入が進んでいるAED(自動体外式除細動機)。ずっと微妙な違和感がある。
 医者の知り合いには

「確かに初期対応如何で生存率をグンと上げることができるから導入には意味がある。でも他の何かを差し置いて最優先にされる意味は……費用対効果だよね……どうだろ」

みたいな返事をもらった。もちろんこっちが懐疑的に振ったからだが。
 もちろん人命救助は理念としても施策としても推進すべきことなのだが、その中で特にこれだけが突出しているような気がするのは私だけなのかしらん。

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